床材として使用できる素材には、フローリングやカーペット、畳、フロアタイルにクッションフロアと多くの種類があります。
株式会社コネクトでは、お客様の好みや住環境に合わせて最適な床材の提案を行っていますが、提案される前にある程度の知識を得ていたいという人のために、簡単に床材の特徴について紹介したいと思います。
まずフローリングは、木材を使った床材で、木のぬくもりを感じることができ、どんなお部屋にもマッチさせることができる床材です。木材を使用しているため、メンテナンスに手間がかかるのと、他の床材と比べるとコストがかかるのが難点です。
カーペットは、ナイロン、ウール、ポリエステルなどを素材とした絨毯を敷き詰めたような風合いとなる床材です。肌触りが良く、冬は暖かくクッション性や防音性に優れている一方で、汚れをふき取りにくく、ダニが発生しやすいのが難点。
畳は、昔ながらの床材で、和風の住宅には必須の趣のある床材です。お部屋の雰囲気や用途によっては使いづらい床材なので、すべての部屋を畳にするのは現代の住宅で難しいかもしれません。
フロアタイルは、ポリ塩化ビニル製とセラミック(陶器)製で作られている床材で、クッション性がなくフローリングのような風合いを感じることはありませんが、扱いやすいのが特徴。
クッションフロアは、塩化ビニル樹脂で作られている床材で、様々な色・デザインのものがあり、コストが低いのが特徴。
防水性・防汚性に優れているので、水場の床材として使用するのに最適です。
このように種類が豊富な床材は、それぞれのメリット・デメリットと用途に応じて使い分けるようにすると居心地の良い空間を作ることができます。